ピアノを持っていなかった私たちが、子供の練習用アップライトの購入を考え始めて三ヶ月。中古のヤマハに始まり、カワイ、クロイツェル、ボストン、ペトロフ、プレイエル、フップフェルト、グロトリアン、ベヒシュタイン、ザイラー、シュタイングレイバー、ザウター…。
ピアノも弾けず、耳に自信もない素人ですが、私たちなりに、それぞれの、違いに驚き、魅せられ、奈良、大阪、神戸、名古屋と歩き回りました。娘の練習の為にはなるべく早く決めたいものの、そうして探せば探すほど深みにはまり（？）、予算も膨らみ、途方に暮れかけていた頃、ネットで高木さんに巡り合ったのです。今思えば本当に幸運でした。

“家族皆が、「我が家のピアノ」を探しています。”そんな抽象的な願いを汲み取り、私たちの混乱を整理し迷うたびに適切なアドバイスと励ましをい頂きました。

おかげさまで、広がる一方だった選択肢を、ようやく二つに絞ることができました。一つは、ベヒシュタイン。特に高音の方は、ころころして、全体にうららかでキラキラしていて、私の中の“ピアノ”のイメージの音でした。もう一つは、違ったイメージで、堂々として潔い、そして深い音のグロトリアンでした。ここまで来れば、あともう少しと思われました。ところが、ここからがなかなかうまく進みませんでした。娘と私と夫と三人共が納得して、と思うのですが、娘の反発心なだ親子関係の問題もあって、行きつ戻りつ、優柔不断で情けなくなるほどでした。一旦、契約を結びながら変更するなど、大変なご迷惑もおかけいたしました。それでも、「こんな時間が、一番楽しいのです」とおっしゃって、最後までお付き合いくださった高木さんに、心より感謝しております。

こうして、ようやく選ぶこと出来たピアノ。愛着もひとしおです。六歳の娘は「フリードリッヒ・グロトリアン・シャイン・セト」と命名したほどです。本当にありがとうございました。

ピアノがやって来てから、家族皆、毎日幸せな気分で過ごしています。初日は、まだ力の半分しか出ていないように感じましたが、次の日から、娘の練習の音を聞いて驚きました。たぶん、だんだんと生ピアノに慣れてきたのでしょうね。低音の響きが前日よりどっしりとしてきて、「ああ、これだ、これだ」と、ますます嬉しくなってきました。一番よく弾いているのは娘ですが、予想外に夫が頻繁に鍵盤を触っています。小さい弟もよく音を出したがります。望んだ通り、家族皆が何となく弾きたくなるようなピアノです。これから、私たち家族とこのピアノ共に月日を重ねるのだと思うと、悩み苦しんだことも、そして身の程以上に散財したことも、甲斐があったと感じました。

あれから、半年が経ち、もうすぐ一年ぶりの発表会です。娘の練習を聞きながら、深い低音と、とてもこんな小さなピアノの音とは思われないフォルテの響きに、このピアノにしてよかったと改めて思うこの頃です。

やはり、「餅屋や餅屋」ピアノ選びは調律師ですね。正直なところ、当初は、調律師を介さずに直接購入した方が得かな、なんて素人考えがありました。でも、高木さんにお手伝い頂いてみて、失礼ながらお値段では計れない、また有り余るほどの魅力と信頼感がありました。これからも、長くお付き合いしていただきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

20年以上お世話になっている先生が、アメリカからＮＹスタインウェイを持ち帰ってから7年、レッスンのたびに澄んだ輝くよう音色と繊細なタッチに魅せられ、いつか私も欲しいと思うようになっていました。ハンブルグ市場の日本でＮＹ製は数が少なかったのですが、少し落ち着いたハンブルグ製より、おてんば娘のような明るさのあるNY製の方が私の好みでしたので、遠方でも問い合わせをしていました。

高木さんとのご縁は約3年前、HPを拝見して、希望の型と予算をメールしました事から始まりました。その後、お便りが届き、読んでみると、半分は、近くの温泉案内だったので、「関西人なのに商売気のないユニークな人だな…」と感じました。
数ヶ月後、東京の同業者のところに、1台あるとの情報を下さったので出かけていくと、案内してくださった女性は、せっかく来たのだからと、目的の1台だけでなく、他店のスタインウェイや、初めてのベーゼンドルファーも見せて頂くことができました。買う気はなくても、良いピアノを見るのは楽しく、移動中も話が弾んで、契約には至りませんでしたが、頼れるお姉さん会えたような素敵な出会いがありました。

次の候補は浜松にあるとの事で、高木さんと日程を合わせて初めてお会いできることになりました。事前に私の行程など作って下さったり、とても細やかに対応して頂きました。ショールームでは数十台ある中から3台に絞り、そこからは、高木さんのアドバイスを参考に選びました。そのピアノは、それまでハンブルグ製も含めて10台以上見てきましたが、その中で一番思い描いていた音に近いものでした。
すぐにでも運び入れたい気持ちでしたが、実は大変、恥ずかしい話なのですが、初めてスタインウェイを見に行った店で買い急いでしまい、高額なキャンセル料を請求された問題を引きずっており、それが一段落ついてからと告白しました。初対面ですし、「きっと、高木さんはひくだろう」と思ったのですが、「交渉の過程で私にできることがあるなら、協力をしましょう」と心強い言葉をかけて頂き、少し、弱っていた私は、涙が出るほど感激しました。

ピアノ探しの中で、色々な業者さんに出会ってきました。最初の業者は、車を替えるかのように「値打ちの下がるものではないから、次もそんなに難しくなく買える」などと、お金のことばかり言っていました。それに踊らされた自分もつくづく馬鹿だった後悔していますが、そんな事があって表も裏も見えたと言うか、スタインウェイのような、手作りのピアノは、魂が込められた本物です。だから、売り主の心も本物でないと良いピアノは扱えないのだと確信しました。

最近、もしかするとスタインウェイを買う決心をした時から、神様が高木さんから買うように、道を作ってくれてたのではないかと感じています。書き切れませんが、何度も諦めかけたことがありました。でも、「願えば叶う」と言いますが、実際夢が叶った時、たくさんサービスして頂いてお陰もあり、最初に想定していた予算とジャストだったのです。しかも、尊敬する先生と同じ年のピアノ（笑）高木さんに感謝です。

時々、先生が私の家に来てレッスンしてくれていまして、「私も贅沢しているわね」と個性の違いをお互い楽しんでいます。自分では気が付きませんでしたが、「最近、出す音がかわってきたね」とうれしい変化が現れているようです。
これからは、先生が普通人にスタインウェイを開放して、ピアノの奥深さを教えて下さったように、かつての私同様、国産ピアノしか知らない方々に「こんなステキなピアノがあるのよ！」と伝える事ができたらと考えています。私にも買えたんだから、頑張って手を伸ばす人が現れて、そしたら、また違ったピアノが弾けるかも？！と夢が広がっていきます。高木さん、その時はよろしくお願いしますネ！

高木さん　ありがとう！

ピアノが我が家にやって来たのは四月の中旬です。最近、加わったメンバーなのに、もう何年もそこにあるかのように、しっくりと馴染んでいて違和感がありません。黒の半艶、高さ108cmと、小型の場所をとらないアップライトであるためでもあります。ところがどうして、この小型のピアノ、弾くとまろやかな良い音がします。音量も豊かです。弾き始めるとなかなか、離れられません。

ピアノの購入にはとても悩みました。もともとピアノが達者なわけでもなく、娘と自分のためにピアノを選ぼうにも、どこから始めるべきか、何を基準に決めたらよいのか、手探りでした。高い買い物なので、中古の国産を買おうとピアノ店をまわったり、インターネットのピアノ販売店に問い合わせてみたり、またピアノ科卒の義姉がお世話になっている調律師さんに、手頃な楽器を探してもらったりしました。それぞれ役に立つ情報を頂きましたが、最終的に決断するのは自分なので大いに迷っていました。

その時に出会ったのが高木さんでした。我が家の設置スペースにぴったりの国産・輸入アップライトピアノは限られていましたが、そのひとつ、「グロトリアン」というメーカーについて、高木さんのホームページに情報が掲載されていたのを見つけたのが、ご縁の始まりでした。

すぐに高木さんにメールを出したら、折り返しお返事を頂き、やり取りが始まりました。大変きめ細かく私の希望や家の状況について聞いてくださり、そのうえで、ベストなご提案を頂いたと思います。初めてのメールから、「Clou」に決定するまで、メールのやり取りが16往復しています。それ以外に電話でのやり取りもありました。

相談の途中、私が東京の輸入ピアノ専門店にあった、別の中古ピアノに心ひかれた時には、東京のエージェントの方に連絡をして、そのピアノの状態を調べてくださったのには感激しました。高木さんが誠意あふれる方だということは、それでわかりました。そんなこともありましたが、結局、高木さんを通じて「Clou」を購入したのは大正解だった思います。

現在、ピアノに大満足しています。娘も嬉しそうに弾いています。ヨーロッパのメーカーにもメールをしたところ、お返事がもらえてうれしかったです。残念ながら、まだ、楽器のフルポテンシャルを引き出せていませんが、少しずつ楽しみながら、腕を磨いていけたらと思います。

ピアノ選びでは、たいへんお世話になり、ありがとうございました。これからも引き続きお世話になりますので、よろしくお願いします。

娘がピアノを習い始めるときに、私の実家から運んできた古いピアノを使えるようにして下さったのが、ピアノの先生に紹介して頂いた高木さんです。もう四年近くお世話になっているのですが、突然（？）我が家に「お薦めのピアノがあるから見にいらっしゃいませんか？」との、お電話を頂きました。正直、それまでの娘は、練習にもそれほど熱が入っているとは思えない状態でしたので、買い換えたのにおけいこを止めてしまったら、もったいないという思いが先にたちました。

ピアノの先生に相談しますと、「それをきっかけに、もっと弾くようになるお子様もいらっしゃいますよ」との、お話で、高木さんには、「おけいこを続けるかどうかは、お子さんではなく、親の気持ち次第です」と言われたのでした。

高木さんが、なぜ我が家にお薦めとおっしゃるのかわからないまま、届いたピアノは、バーガー＆ヤコビー社という、私にとっては初耳の会社のものでした。ところが、その音色はとてもやさしく、特に、和音は心地よく響き、何とも言えない良い気持ちに浸れるのです。

ピアノが壊れたわけでもなかったし、大きな買い物なので、買い換えには悩みましたが、今は、このピアノに出会えて本当に良かったと思っています。

自分のピアノに巡り会う

高木さんとの出会いは、インターネットのHPより始まりました。話は2年ほど前に遡ります。しばらく前よりピアノを買おうと考えていた頃、インターネットで“輸入ピアノ”で検索中、高木ピアノサービスに行き着き、小冊子やカタログを取り寄せ、メールのお付き合いが始まりました。高木さんには自分が昔からピアノが好きだったこと、子供もできて一緒にピアノを弾き、楽しみたいと思っていること、様々なことをお話しました。そして、自分がどんなピアノに興味を持っているか、予算はどのくらいかを簡単に説明しました。

最初の頃は、小さくて邪魔にならないアップライトピアノという考えだと言っていましたが、実のところ、存在感のある大きなグランドピアノに絶えず惹かれていました。
数ヶ月に一度、『オススメのピアノ情報』がパソコンに入ります。ピアノを紹介して頂いて喜んでいるだけだと思っていたけれど、今思えば、自分の中で音楽の占める割合がどんどん大きくなっていたのでした。そして、一度もお目にかかったことのない高木さんに、警戒心を抱くことなく、自分のピアノを探して頂こうと心に決めました。

高木さんには中古の輸入グランドピアノを中心に探して頂いていましたが、自分に合うピアノに巡り会えず悶々としていました。
「結局、私の所には、ピアノなんて来てくれないのかも？」と思っていた矢先、「ヤマハのグランドピアノでいいものがある」とお話を聞き、ことの詳細を伺う前に、直感で、このピアノが『私の家に来るピアノ』だと思いました。

そして、7月25日にそのピアノは私の家に嫁ぎ、そのおかげで、部屋が、家全体が楽しくなりました。来たばかりのピアノを調律していただきましたが、調律している時の高木さんとピアノとの間に存在する絆と、その仕事振りを拝見し、感慨にふけりました。

こうやって、この美しいピアノは私の生活の一部となりました。

そして、ひとつ学んだこともありました。最初はピアノばかり、ピアノだけを捜し求めていたけれど、それに命を吹き込む調律誌の腕もまた、重要だということ…。

高木さんと、このような縁でお知り合いになれて本当にうれしく思っています。
これからも調律をお願いします。ありがとうございました。

結婚するにあたり、新しいピアノを購入しようと思うんですが…。長年お世話になっている調律師の高木さんに相談したことが、このピアノとの出会いのきっかけとなりました。

新居となるマンションのレッスン室は、約六畳。私の専門はヴァイオリンなので、ピアノは伴奏に使用する程度。大きすぎないアップライトピアノで、それでいて音がきれいで、手頃なお値段のもの、というのが私の出した条件でした。それを聞いて高木さんが薦めてくださったのが、バーガー＆ヤコビーのピアノでした。
「一度弾いてみないと…？」と高木さんの工房にお邪魔し、「えー、こんなにコンパクトなピアノがあるんですねー！」と見て驚き、弾いて再度驚き！澄んだ音、美しい響き、予算は少しオーバーしていましたが、すぐに決めました。

新居にこのピアノが運ばれると、幅一四四センチ、高さ一一九センチの大きさは部屋に合わせて作られたかのようにピッタリのサイズ。数日後、伴奏のために訪れたピアニストが、弾くやいなや、「何これ？アップライトなのにグランドピアノみたいな音がする！こんなアップライト初めてよ！最近、家が狭いからってグランドを買わずにアップライトしちゃう生徒が多いんだけど、でも本当はグランドの音、グランドの弾き方を身につけて欲しいから、グランドにして欲しいのよね、でもこのピアノならグランドの音してるし、生徒にも薦めたいわ。カタログとか持ってたら頂戴！」と大絶賛。自分の選択は間違いなかったんだと、私も一安心。伴奏に使うだけでなく、久しぶりに、ピアノを練習してみようかなという気持ちになりました。（笑）

私の結婚生活と共に、時を刻んでゆく、このピアノ。一生大切にします。何と言っても一番大きな嫁入り道具ですから。（笑）
高木さんには、感謝しています。本当にありがとうございました。

子供のピアノの購入にあたり、ピアノを色々調べていたところ、友人もピアノを買ったので、その紹介で休み明けに連絡して、カワイのKi-75をお願いする予定にしていました。

翌日の休みに家族と出かけた帰り楽器店があり、“2Ｆ輸入ピアノ”と案内してあったので入りました。
フロアーには、スタインウェイのグランドやベヒシュタイン、プレイエル、他の輸入ピアノ、日本のメーカーが並んでいました。始めベヒシュタインに触れると、『あれれ？』スタインウェイ、プレイエル…。触れた指のタッチと共に何か脳の中に『バーン』とくるものがあり、私のカワイKi-75案は、すっかりどこかへ飛んでいってしまいました。
帰り道はとても興奮してしまい「私、輸入ピアノにします」と主人に言ったものの、その衝撃を整理してピアノを選ぶ方法がわからず、ＨＰで拝見した高木さんにご連絡しました。色々相談させて頂いた結果、グロトリアンのアップライトに決めました。私どもは、このピアノに決めましたが、予算オーバー、メーカー、スタイル等、当初の思いとは違うピアノです。でも、それが、ピアノという生き物のような気がします。

ピアノが来てからというもの、ピッタリで、しっくり感も深くなってきたように思います。
それは、高木さんのある種の魔法だと思います。
また、子供にとってのグロトリアンは、いつも子供を優しくリードしてくれているように思いますが、グロトリアンの本領発揮は、まだまだのようです。

余談ですが子供の弾く“カエルのうた”でも、とても上手に聞こえるんですよ。最後になりましたが、高木ピアノサービス様の、ますますの、ご健勝心よりお祈りしています。どうぞ、これからも、よろしくお願いします。

高木さんとの出会いは、インターネットのＨＰからです。歌好きの3歳の娘の為に購入を決めたものの、3ヶ月の赤ん坊を抱え、思うように身動きが取れずに悩んでいました。そんな私にとって、ネットは貴重な情報源でした。数あるピアノの中でどんなものを選んだらいいのかわからない中、高木さんのＨＰに出会いました。

最大の魅力はメール相談に応じてくださることで、メールで相談に乗られた方との、実際のやりとりが公開されていました。とても丁寧で親身な回答に、信頼できる方だと感じました。

早速メールで相談してみると、すぐに返信があり、好みや予算に合いそうなピアノをいくつか推薦して下さり、パンフレットも送って頂きました。疑問があるたびにメールで質問すると、すぐに返信を頂き、輸入ピアノと言えばスタインウェイくらいしか知らなかったのですが、少しずつ知識が増えてきました。

そして、候補を絞って実物を見に行くことになりました。と、言っても実物を見たのは3カ所だけでした。何を買うにもたくさんのお店を廻り、自分の目で見比べないと納得しない性格の私が、殆ど推薦していただいたものだけで決めたので、夫も驚いていました。それだけ、アドバイスが的確だったと言うことでしょう。

せっかく、輸入ピアノにするなら「猫脚のチッペンデールがいいかな～」と、いう思いもあり、最後まで迷いましたが、結局は黒塗りですが、一番お薦めの「フリードリッヒ・グロトリアン」になりました。最初見た時には、「おもちゃのように小さいピアノだわ」と、思いましたが、「弾いていて一番気持ちがいいですよ」との言葉通り本当に気持ちが良く、一度ピアノの前に座ると、子供が泣き出しても、なかなか離れられないで困っています。

遠く離れた高木さんと出会わなければ、このピアノが我が家に来ることもなかったのだろうと思うと、インターネットに感謝！！です。本当にありがとうございました！！

今回のピアノ購入は「これまで使っていたクラビノーバでは、これ以上に上達すると、物足りなくなりますよ」と言うピアノ教室の先生の意見から始まりました。生まれて初めて、ピアノ専門店へ行くことになりましたが、説明を聞いているうちに、もともと解らないものが、さらに、解らなくなりました。価格なりに、やはり、いいものは良いとこと、輸入ピアノもあると言うことでしたが、ほとんど見ることができませんでした。
ほとんど国内のものに決めようかと言うところで、浜松のピアノメーカーのショールームを、高木さんに紹介して頂きました。現地で見た輸入ピアノは、やはり、国産品とは一味違って、見るほどに工芸品と言う感じでした。結局つい無理をして、当初の予算の倍ほどの「スタインベルグ」を購入することにしました。

これは、親の選択であって、当の次男と下の娘は高価なピアノになると、プレッシャーがかかると感じたのか「安いので良い」と言っていました。しかし、私が気に入って、高価なインテリア家具を買ってしまったようなものです。

いよいよ、我が家に納入されたピアノは、以外とコンパクトでした。しかし、音量は、かなり、大きく最初は近所が気になって、ビクビクしたものです。配達のおじさんが試しに弾いてみたそうで「ほう！コンパクトなのに素晴らしい音ですねぇ」と言われて、奥さんは満足していたそうです。

クラビノーバと比べると音は違いますし、子供たちの表現力が急に深くなったような演奏に（まだ、そう呼べるほどではないのですが）少々驚きました。ただ、道具はそろったけれども、なかなか、練習をしてくれないのが悩みの種ですが…。（親の熱意は、かなり高揚しているのですが）

納入後、一ヶ月ほどで、高木さんに調律をして頂きました。「ピアノは調律で決まる」との事ですから、遠いところ恐縮ですが、今後もメンテナンスを、是非、お願いしたいと思います。

私も音楽を楽しむ事は好きですので、子供たちにも、是非、楽しみの一つとして、音楽のある生活を送って欲しいと思っています。自動車は10年も乗ればスクラップですが、ピアノは、この先、20年以上は活躍してくれるでしょう。大事に末永く使ってくれればと思います。

私は、現在音楽学部のある大学でピアノを専攻しています。今回、バーガー＆ヤコビー社のグランドピアノを紹介して頂くまでは、アップライトピアノで主に練習し、学校で練習室を借りられる時は、練習室のグランドピアノで練習していました。
しかし、テスト前になると練習室を借りる学生が増加するため、グランドピアノで練習する機会が減るので悩んでいました。また、私がレッスンを受けているピアノは鍵盤が重く、低音の響き方がどうしても家のピアノと違っていたので、よくレッスンでは、違和感を感じながら弾いていました。

アップライトピアノで練習すると自分に跳ね返ってくる音のスピードや、低音の響き方が、グランドピアノとでは、特に違って聞こえます。曲を仕上げていく段階に入ると自分の弾いている音がどのように響いているのか聴こうとするため、グランドピアノに触れる事のできる機会を増やせればと思っていました。

そんなある日、調律で来て頂いた時にバーガー＆ヤコビーのピアノを紹介して頂きました。今年の夏にどんな感じの音色をしているピアノなのか実際に弾かせて頂きました。鍵盤の重さと、深みのある音色が、とても気に入ったため、購入に至りました。購入後は、レッスン時の違和感も緩和され、また、私の弱すぎるタッチも少しずつ改善されてきているように思います。

今まで使ってきたアップライトピアノもとても大切なので、今回消音ユニットをつけて頂き、夜はそちらで練習していくつもりです。

ピアノ購入のきっかけは、娘が3歳になり、そろそろピアノに触れさせたかったことがきっかけです。新しいピアノを買うか、実家にあるピアノを使うか、ずいぶん悩みましたが、娘がお世話になっているリトミックの先生に相談したところ、高木さんをご紹介下さいました。

実家のピアノは、何年も調律していなかったので、音程の状態が悪く、運送費も考えると新しいピアノを買うほうが良いとアドバイスして頂きました。

しかし、ピアノと言ってもヤマハ、カワイぐらいのメーカーしか知りませんでしたのでどこのどのピアノを買えば良いのかわからず、高木さんが用意してくださった数社のカタログと予算とを比べ、あるメーカーのピアノにするつもりでした。

高木さんには、違うメーカー（フップフェルト）のピアノを勧められていましたが、それは予算をオーバーしていました。そこで私は、最初のメーカーにするつもりで、ピアノを見せて頂きました。でもそのピアノは、あまり気が進まなかったので、高木さんが勧められたピアノを見に行きました。

すると、その美しいピアノの鍵盤と音色に魅了され、素人なりに全然違うことがわかり、フップフェルトにすることにしました。　今思えば、高木さんに出会えてなかったら、私も娘も、新しく買った美しいピアノに出会えなかったでしょうし、ピアノは弾くだけではなく、目も楽しませてくれるものだということも教えて下さいました。

本当にありがとうございました。

いよいよ、我が家でもピアノを習う事になり、どこのピアノを購入しようか迷っていたとき、友達に相談したところ「ピアノは、安いだけで買うたらあかんよ！安うても、ちゃんとしたもん買いや！」と言われ、高木さんを紹介していただきました。

色々相談に乗っていただいた結果、ボストン、ヤマハ、ディアパソン、の中から予算の範囲内で選ぶ事にしました。地元の楽器店、デパートの楽器売り場など、数件まわり値段の高いピアノではありませんが、責任を持ってみていただけると言う事で、ディアパソンにしました。

「どうせ、男の子やから」と安易に考えていましたが、本当に楽しそうに弾いている姿を見ていると、「ドイツ製のピアノにすれば良かったかな」って思ったりもします。（このピアノもとても気に入っていますから安心してください）

今年、9歳になる息子は、「ボクは将来ピアニストになるんだ」と言って頑張っています。ピアニストになれるのはいつの事でしょうか?!毎日がハラハラ、ドキドキのわんぱく坊主ですが、感性ゆたかに、健やかに育って欲しいものです。

高木ピアノサービス様

このたびは、本当にお世話になりありがとうございました。我が家のピアノを調律に来て頂くようになりもう何年になるでしょう！

多分、15年位にはなると思いますが、その度に丁寧に見ていただいきましたが、とうとう買い換える事になり、新しいピアノになりました。

前のピアノも愛着があり、とても良いピアノでしたが今度のピアノも今まで以上に美しくきれいな音と、弾きやすいタッチのピアノに出会えて本当に喜んでいます。

高木さんに薦めて頂いたピアノは、今までに聞いたことのない名前のピアノでしたが、やはり、ピアノ造りの伝統と歴史が、日本の物とはあきらかに違うのがわかります。
ヨーロッパでは、私達が全然知らない名前のピアノでも、とてもレベルの高いものが多いのにおどろきました。スタインウェイとベーゼンドルファーは、良く知っていますが、その値段の高い事にはもっとおどろきました。

私が用意していた予算よりも幾分か高いだけで、本場ヨーロッパ製のピアノが手に入った事には、とても感謝しています。これからも長いお付き合いになりますが、どうぞよろしくお願いします。本当にありがとうございました。

拝啓

薫風の候、すっかり初夏の趣となりました。このたびは、高木ピアノサービス様のおかげで家族共々大変喜んでおります。少し遅くはなりましたが、お礼を申し上げたく筆をとりました。
ピアノを購入するにあたり、いくつものカタログを手に入れ、どのピアノにしようかと迷っているときに、お隣の方に紹介され、お会いしたのがきっかけでした。

ピアノは何度か見に行きましたが、量販店や楽器店では、とにかくピアノを買わせようとするだけの応対にいささか嫌気がしていたところでした。ピアノには小さい頃からの思いもあり、予算の許す限りいいものにしようと決めていました。

高木さんには、何度もお店に付き合わせてしまい、申し訳ありませんでした。高木さんのアドバイスもあり、予算の範囲内で充分満足のいくものを購入できた事に、家族みんなで喜んでいます。

ピアノのレッスンも、小学校1年生になったばかりの娘と一緒に通い、毎日が楽しみの連続です。今はまだ、娘には負けていませんが、いずれ、追い抜かれてしまうのでしょうね。早く娘が、ショパンやモーツァルトの曲を聞かせてくれるか、今から楽しみにしています。

最後になりましたが、皆様のご健康とご多幸をお祈りしています。

20年使ったグランドピアノを手放し、アップライトピアノに買い換えようと決意したのは4年半の海外生活が終わろうという頃のこと。タイまで運んだ想い出のつまったピアノと別れるのは残念でしたが、家族が一人増え、元の狭い家にグランドピアノを入れるのはもはや不可能でした。それなら小さくても洗練された音の輸入ピアノにしたいと思ったのですが、知識もなく相談できる人もない状態。悩んでいたところ、たまたまタイ日本人会の主催する育児サークルで出会った友人がピアノの先生だと知り、相談して紹介したもらったのが高木さんです。

早速メールのやりとりが始まりました。手持ちのピアノの相場から教えて頂き、（日本の価格を考慮したタイの価格）、帰国後の購入までお世話にしてくださるとのお返事を頂いたときは、本当にホッとしました。友人から「信頼の出来る方」と聞いていたし、何より数回メールを頂く中で、それを実感したことからです。

帰国後、落ち着いたところでメールの交換を再開し、さあ本格的にピアノ選びです。高木さんのいくつかの質問に答えていくのですが、「あなたにとってピアノとは？」との質問には、考え込みました。今思えばこのインスピレーションが大切だったと気がします。

結局、グロトリアンの新作で「フリードリッヒ・グロトリアン」に決めました。あっという間に数器種に絞り込んでいただき、それらの特徴を説明してくださり、またホームページ等を教えて頂いての事だったので簡単でしたが、エキサイティングで納得のいく無駄のない買い換えとなりました。欲張りなのにめんどうを嫌う私の性格をふまえてのアドバイスだったように思います。

品の良い奥深い音、小ぶりなのに心地よく響き、短音はもちろん和音もきれい。音を大切に弾く気持ちを引き出してくれて大満足です。

紹介してくれた友人と、適格かつ迅速にアドバイスしてくださった上、自ら足を運んでピアノを選んでいただき、調律・調整までお世話にしてくださった高木さんに心から感謝しています。本当にありがとうございました。そして今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

ご無沙汰しております。新しいピアノが到着して早4ヶ月。音楽と過ごす時間が増え、毎日楽しい生活を送っています。その節は大変お世話になり、ありがとうございました。

ピアノを購入するきっかけは、ちょうど一年前になるでしょうか。
娘がバイオリン習い始め、母親である私が伴奏をすることになりました。小さい頃からピアノに親しんできた私ですが、結婚の際の住宅事情により購入していたクラビノーバでの伴奏となっていました。子供のために弾いていくうち、「ショパンは今でも弾けるのかしら？」などと練習してみるものの、やはり、タッチの違いや、強弱の出にくさと、弾いていても何か雰囲気が出ず、不満は募るばかりでした。そろそろ、娘にも本当の音色を聴かせてあげたい！ピアノを家に置く時期ではないかと考えるようになりました。

そこで候補にあがったのが、小さい頃からの憧れだった猫脚の茶色のアップライトピアノ、ヤマハのYU-10シリーズでした。しかしカタログを良く読んでみると、黒いピアノに比べて外装だけで値段が高いことに驚きました。実際ピアノを弾いてみましたが、ピアノの性能だけを見たときに、「茶色の猫脚だけにこだわっていていいのか？」と私は腑に落ちない気持ちになりました。

何気なくインターネットのピアノサイトを開けたところ、数あるホームページの中から、高木さんのホームページにヒットしたのも何かのご縁だったのでしょうか。サイト内には世界各国のピアノを見ることができ、輸入ピアノに興味がなかったわけではないのですが、情報に乏しく、値段的に高いイメージがあって敬遠しがちでした。 しかし、高木さんのホームページには、豊富なピアノ知識が分かりやすく詳細に書かれていて、私にとって、非常に興味深く、輸入ピアノの世界に強く吸い込まれる感じでした。

早速お盆の時期にもかからわず、浜松のショールームへ行き、たくさんのピアノを見て弾かせて頂きました。
数器種に的を絞って来たはずが、いざ実際に素敵なピアノを見ると目移りし、弾いてみると一台一台、こんなにも音が違うのには驚きました。アップライトピアノなのに、グランドピアノにも匹敵する響きと澄んだ音色。購入する決意は固った瞬間でした。結局外装へのこだわりは変えられず。予算的には少し高くなりましたが（値引きもして頂きました）がクリアな音のする、レーニッシュのチッペンデールに決めました。

高木さんのアドバイスのおかげで、素敵なピアノに巡り会い、感謝の気持ちで一杯です。家に届いたピアノを調律している時も、娘のバイオリンを見て、すぐに442Hzに調律しなおしてくれた高木さん、機転のきいた仕事ぶりに、これからも安心して調律をお願いできる方だた思いました。また古いピアノの音が甦った、高木さんの調律は友人にも好評でした。ピアノに対する熱意は脱帽です。本当にお世話になりました。

これからも、どうぞよろしくお願いします。

今回は、素敵なピアノに引き合わせて頂き、ありがとうございました。このピアノ出会わなければ、おそらく 買い換える事はなかったと思います。

始めにお話を頂いた時は正直ピンと来ませんでした。

ピアノは一生に一台だと思っていましたし、今あるピアノへの愛着もあり値段も高価ですから、「まあ、一度見に行ってみよう」くらいの気持ちでした。高木さんの家 に置かれたそのピアノは、なぜか、とても上品に静かに 輝いて見えました。
彫刻の美しさには、ほれぼれとしてしまいました。

私は元々デザインの凝ったピアノが好きだったのですが、 （あまり上手ではないのに） 縦に流れる木目といい、色といい、とても素敵で、私が 欲しかったピアノは、きっとインテリア性の高いものだ ったのでしょう。自分の理想にピッタリでした。
そして音色についての話を、高木さんから聞いた時、 「手をかければかけただけ応えてくれるピアノです」と 言われ、その時、気持ちは決まりました。「このピアノ を買って、もっと上手くなれるよう習いに行こう」と。 以前のピアノがやけに反響し、少し弾くと嫌になる時も ありましたが、今は時間を忘れて練習に没頭し、私のよう な音色のよく分からない素人でも、ピアノと過ごす時間が とても心地よいものとなり、また活力を与えてくれます。 これからの人生にとても大切なピアノになりそうです。 大事にしたいと思います。

もう一つ、このピアノの好きなところがあります。 それは、ピアノの裏側です。職人さんが作ったピアノと 言うことで、うしろのしっかりとした木の感触をさわって 楽しんだり、狭いのにのぞいて眺めてみたり、本当に色ん な角度から楽しめるピアノです。

これからもよろしくお願い致します。

今までピアノを触ったことがなく購入となった時に、どこで、どんなピアノを買えばいいのか見当がつかず、インターネットで高木さんのホームページをを見つけ、ピアノがどういうもので、色んな会社があることを知りました。それまで、ピアノと言えばヤマハやカワイぐらいしか知りませんでした。

早速、高木さんにメールでイメージを伝え、探してもらいました。すぐに返事が来て、ピアノの違いを知るためにも、一度、浜松のショールームに行くことになりました。実際に行って色んなピアノを触れてみると、さほど耳が良い訳でもない凡人の私でも分かるほど、ピアノによって音色が違っていました。憧れのスタインウェイび触れることもでき、感激と同時にため息が出るほど良い音に驚きました。始めはチェコのデミチッペンデールを購入する予定でしたが、他のピアノを見ているうちに、スタインベルグを買うことにしました。予算は少々オーバーしてしまいましたが、とっても好いピアノです。

スタインウェイには及ばないけど私たちにはピッタリと言うより、少し贅沢なピアノです。家に来たピアノを弾いてみると、やっぱり、なかなかのピアノでした。高木さんが念入りに調律してくださって、本当に大満足のピアノになりました。本当は子供がピアノを習うという理由で購入したのですが、今では私も一緒にバイエルを頑張っています。

高木さんには、本当にお世話になりました。 これからも、どうぞよろしくお願い致します。

春風と共に、遙かドイツよりグロトリアン社の アップライトピアノ「カプリス」が、我が家に やってきました。

身長111ｃｍ、梨材の淡い木の色、色気ひとつ ない直線の脚、机と間違えてうっかり物を置い てしまいそうな真っ平らのピアノの蓋。
夢に描いていた「艶だし、マホガニー猫脚ピアノ」 とはほど遠い、この素っ気ない外観の「カプリス」 を家族の一員に迎え入れることに決めたわけは、 見た目と同じく気取りのない音色ながら、見た目と は正反対のまろやかでつぶらな音にありました。
この音を聴くために、わざわざ、大音量を出す 必要はありません。いつもなら、指を軽やかに動か せない弱点を音量の迫力ごまかそうとしていた私で したが、「カプリス」を前にすると、今までフォル テで弾いていた音をメゾフォルテで、ピアノならメゾ ピアノで弾きたくなります。そうしたほうが、自分 の出す音をもっと深く聴けることを発見したし、 ささやくように、よりやさしく鍵盤に触れるほどに、 音が秘やかに息づいてくれる気がしたからです。

もう一つ、「カプリス」の素敵なところは、決し て尊大ではなく、懐深くて、いかなる選曲にも涼し い顔で対応してくれる点です。癖のない音色が「何 でも任せて」と大きく構えているので、クラシック からジャズ、ラグタイム、歌謡曲、どれをとっても 違和感なく弾き込めるような気がします。今は毎日 ショパンの後でピアソラ、そして「冬のソナタ」を 練習しています。

最後になりましたが、「カプリス」を紹介して下さった「高木ピアノさん」、「ピアノ・ハープ社さん」 そして、湧き出でる泉のごとくに清冽な音が弾く者を酔わせるように調律してくださった高木氏に心より 感謝申し上げます。