絶好調の大橋ピアノです。
数年前に京都市内へ納めた「大橋ピアノ」です。やはり、ピアノ選びのご相談を頂いてからの注文で「大橋ピアノ」をオーバーホールしたものです。外装も塗り替え、ハンマーやフェルト類などの消耗部品はもちろんのこと、ウイペンやハンマーバットなどのアクションも交換しています。元々、象牙鍵盤の仕様だったので黒鍵を黒檀に交換しました。弾いているのは、このお家の奥様と小学校3年生になるお嬢さんです。部品も落ち着いて音は深くなり絶好調のピアノに育ってきました。ヤマハやカワイのピアノは新品の時が最高の状態ですから、あまり、育つという感じはありません。調律が終わってからは、奥様の伴奏でお嬢さんにバイオリンを弾いていただきました。茶目っ気のあるお嬢さんで「間違てたらイヤだな」と言いながらの演奏でした。