ディアパソン DR300BG(1本張り)
ディアパソンの一番売れ行きのグランドピアノが「183」ですが、この「DR-300BG」は、「183」を1本張りに設計変更したものです。
独立後(河合楽器時代も含め)も何台もこのピアノを売ってきたが、特別に1本張りにする必要があったのだろうかと思う。特に鳴り方が良い訳でもなく、「ピアノ線が切れた時、ダメージが少ない」くらいしかメリットが無いように思う。「183」より値段が高いだけに、より丁寧に作り込みされているのは確かだが…。
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高木のつぶやき
このピアノが「大橋デザイン」として売られているが、資料では「大橋幡岩」が「183」を1本張りとして製作した記録はない。